もし、あの時痴漢をしていなかったら────?
一年前。
出張先の田舎村のバスの中、相席の大人しそうな女子校生を痴漢出来る
絶好の状況下で、俺は何もせずにそのままバスを降りた。
しかし、その日から俺は痴漢行為の強い衝動に悩まされるようになってしまった。
日々高まっていく衝動に必死に耐えながら過ごしていた、ある日の帰り道。
偶然にも、あの大人しそうな女子校生と親し気に話していた少女たちを見つけてしまう。
フラッシュバックするあの日の感覚。
身体は激しく昂った強い衝動に支配され、少女たちから目を逸らすことが出来ない。
そして────────溜まりきった衝動は、もう止められない!