雨露の家~田舎の空き家で妹とセックス。~ 昭和奇譚

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売れない小説家が実家に戻ってくる
山陰に囲まれた田舎の村、そこの高台に生家はまだ残っていた。
10年放置されたあばら家のような生家。
しかし一人で暮らすには気楽なものだと独り暮らしを始める。

季節は梅雨、じめじめとした中に夏を前にしたぬるい気温がこの地を繋ぎ止める糊のように感じる。不快さと融合さ、そんな感覚が自分を包んでいた。

ふと雨の日の夜、仕事に没頭し時刻も21時を過ぎていた。山陰の夜中は暗く、重く、一層の静寂の世界だ。
雨音が生家をはじいている音が聞こえる、その不規則なリズムがノイズのように感じる時
自分の後ろに誰か気配を感じた
「―――ッ。」

奇妙な違和感に振り返る。
雨戸もろくに使わない旧式の日本家屋だ、まれに動物などが紛れ込むが、野生の動物は自分の気配に驚いて逃げていくのが多かった。

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